井上寛照公式サイト

2018.10.21 | カテゴリ:イベント

サイモントン療法ベーシックプログラム


朝晩がずいぶん涼しくなり、
播磨の山あいにある安養寺では、
 
紅葉の兆しが見えはじめ、
日増しに秋の深まりを感じています。
 
全国各地にお住いの皆様、
いかがお過ごしでしょうか?
 
毎年この時期には、
私は、サイモントン療法
ベーシックプログラムに参加します。
 
ちょうど、
この記事が配信される頃には、
伊豆に滞在しているかもしれません。
 
普段は山間部に住んでいるので、
海の見える伊豆で過ごす6日間を
いつも楽しみにしています。
 
早朝に部屋の窓から外を見ると、
暗い海に月や船の光が反射して、
キラキラと波が漂っている
のが見えます。
 
ひんやりする風を肌で感じながら、
白い椅子にゆったり坐ったり、
芝生の上を裸足で歩きながら
瞑想をしていると、
 
心が澄み渡たるようで、
とても心地よく感じられます。
 
そうしているうちに、
だんだん薄明るくなり、
 
青い海の向こうに伊豆大島
が姿を現わし、雲の中から
朝日が差し込んできます。
 
明るさが増すにつれ、
少しずつ暖かくなり、
小鳥のさえずりが
聞こえ始めます。
 
私は呼吸に意識を向けます。
 
過去の出来事への想い、
未来の出来事への想い、
沸いてくる雑念を手放し、
 
自分の中にある思い込み、
固定観念や既成概念など、
すべてのとらわれを手放し、
 
今この瞬間の呼吸に意識を向けます。
 
そして、今この瞬間に感じる
心地よい感覚に意識を向けます。
 
自然の移り変わりを
ただ全身で味わいながら、
ゆったり時間を過ごしていると、
 
全身が心地よいエネルギーで
満たされていくように感じます。
 
こんなふうにしばらく
瞑想的な時間を過ごした後、
天然温泉の大浴場に入ります。
 
私は温泉が大好きで、
疲れがたまった時には、
温泉でのんびり過ごします。
 
ゆっくり温泉に浸かって、
部屋に戻ってきた頃には、
朝食の時間が近づいています。
 
(ここまで私の自由時間の
 過ごし方を紹介してます)
 
朝食は和食バイキングです。
 
伊豆で採れた海の幸や山の幸が
所狭しと並んでいて食べ放題です。
 
私は1日1食は炭水化物を
抜くことにしているため、
わかめシャブシャブや
豆腐などを主食に選びます。
 
こうすることで、
お腹は満足する一方で、
効果的に内蔵脂肪が減っていきます。
(私の場合は…)
 
仲間と雑談しながら、
ゆっくり朝食を取った後には、
朝のエクササイズがあります。
 
(朝のエクササイズは
自由参加となっています)
 
スタッフが交代で、
日替わりメニューの
エクササイズを担当します。
 
私も担当します。
私は呼吸を意識しつつ、
全身の緊張を緩和しつつ、
エネルギーを高める体操をします。
 
こうして
ゆったり朝の時間を過ごして、
 
午前9:00から
正式なプログラムが始まります。
 
8つのトピックについて、
一つずつ取り組んでいきます。
 
・人間の本質と健康
・自分自身と感情との関わり
・イメージ療法・イメージの力
・希望・信頼・内なる叡智
・ストレスと病気の恩恵・病気の意味
・死生観
・サポートとコミュニケーション
・2年間の健康プラン
 
それぞれについて、
レクチャーがあり、
メディテーションがあり、
 
スモールグループを通して
さらに理解を深めていきます。
 
昼食や夕食では、
2時間ほど時間が取ってあり、
ゆっくり話しながら食べれます。
 
サイモントン療法は、
がん患者さんとサポーターの
ために開発された心理療法のため、
 
ゆったりとしたペースで、
プログラムが進んでいきます。
 
そのゆったりペースのお陰で、
インターンやスタッフたちも、
自分自身のケアを意識しながら、
プログラムに関わることができます。
 
夕食後は、
患者さんは自由時間、
サポーターは自由時間、
インターンはトレーニングです。
 
インターントレーニングの後は、
朝食まで自由時間です。
 
仲間と語り合う人、
温泉でゆったりする人、
部屋に帰って一杯飲む人、
それぞれに癒しの時間を過ごします。
 
私はたいていスタッフたちと
ミーティングの後一杯飲んでいます。
普段はほとんど飲まないのですが、
仲間と飲む酒は格別です。
 
こんな感じで…
ゆったりしたスケジュールの中で、
無理なく自分らしい生き方を
取り戻していきます。
 
私にとって、
伊豆で過ごす6日間は、
 
がん患者さん、ご家族など
サポーター、インターンの
サポートをする期間であり、
 
それと同時に、自分自身の
心と身体の調和を取り戻す
大切な期間でもあります。
 
ギターなど弦楽器では、
弦の張り方で音色が変わります。
 
弦を張りすぎても、
張りが緩みすぎても、
良い音は出ません。
 
張りすぎず、緩みすぎず、
絶妙の張り具合の時にこそ、
心の琴線に触れる音色を奏でます。
 
心や身体も同じように、
絶妙の張り具合の時にこそ、
最高のパフォーマンスを見せます。
 
あなたの心や身体の
張り具合はいかがでしょうか?
 
食事、運動、睡眠、遊び、仕事
など、適切な質と量を
維持できているでしょうか?
 
周囲の人々と適切な関係が
築けているでしょうか?
 
もしどこかバランスが崩れてる
ところがあるとすれば、
 
バランスを取り戻す取り組み
ができる適切な場所が
あるでしょうか?
 
もしそのような場がなければ、
伊豆のベーシックプログラムに
参加してみてはいかがでしょうか?
お越しを心よりお待ちしております。
 
次回開催は、
2019年6/3(月)-8(土)を予定してます。
 
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◆執筆者プロフィール◆
井上寛照(いのうえかんしょう)
僧侶 / 心理療法家
 
医王山安養寺住職
高野山金剛峯寺阿字観能化
サイモントン療法認定スーパバイザー
 
《癒しの時間》
☆子供や動物と遊ぶ
☆温泉でぼーっとする
☆おいしいコーヒーを飲む
 
マインドフルネス瞑想実践会
や心理カウンセリングを通して、
心と身体を癒すお手伝いをしています。
 
井上寛照公式サイト
医王山安養寺公式ホームページ
 
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